HEEM 空調省エネメソッド | 空調省エネ.com

HEEM(HVAC Energy Efficiency Method)

空調省エネを「思いつき」ではなく、
成立条件で進めるための実装メソッド。

外気、人の出入り、内部発熱、機器の劣化、運用のズレ。
空調のムダは、ひとつの原因ではなく、複数の条件が重なって生まれます

HEEMは、空調損失の5W1Hを診断し、スコア化し、
改善の優先順位と解消方法を具体化する空調省エネメソッドです。

QUICK LOSS DIAGNOSIS

あなたの現場には、
どの空調ロスが潜んでいますか?

空調のムダは、単なる設定温度の問題だけではありません。 制御、気流、換気干渉、設備の劣化、運用のズレなど、 いくつものロスが重なっていることがあります。
いくつかの質問に答えるだけで、現場に潜む空調ロスの傾向を簡易的に確認できます。

所要時間 約3分 全4問・選択式 入力不要・無料

※本診断は簡易的な仮判定です。詳細な確認には、現場条件・運用状況・設備状況の確認が必要です。

What is HEEM

HEEMとは

HEEMは、空調損失の5W1Hを診断によって明確にし、その結果をスコア化することで、 改善の優先順位と解消方法を具体化する空調省エネメソッドです。


空調の省エネは、機器単体の効率だけでは決まりません。外気温、外気湿度、人の出入り、換気、内部発熱、設備の劣化、運用ルール、ゾーニングなど、さまざまな要素が重なって、空調のムダや不快、非効率が生まれます。

HEEMでは、それらを感覚的に判断するのではなく、

損失の構造を診断し、見える化し、評価し、改善につなげること

を重視します。

5W1H Framework

HEEMは、空調損失の
5W1Hを明らかにします

空調の問題は、「電気代が高い」「暑い」「寒い」だけでは、本当の原因が分かりません。 HEEMでは、損失を次のように整理します。

What | 何の損失か
過冷却、過加熱、気流不良、換気ロス、開口部ロス、劣化ロスなど
Where | どこで起きているか
出入口、窓際、客席、売場、バックヤード、機器周辺など
When | いつ起きているか
立上げ時、ピーク時、営業時間外、外気負荷が高い時間帯など
Who / Which | 誰・どの機器・どの運用が関係しているか
現場操作、設定変更、対象機器、運用ルールなど
Why | なぜ起きているか
外乱、制御未最適化、機器劣化、換気干渉、空間構成など
How | どういうメカニズムで起きているか
温度ムラ、応答遅れ、冷気漏れ、湿気負荷、風量不足など
Conclusion

この5W1Hが明確になることで、
何を優先して止めるべきか、何から改善すべきかが見えてきます。

HEEM Structure

HEEMの全体構造

HEEMは、単なる診断ツールではありません。次の3つで構成される仕組みです。

01 — METHOD
HEEMメソッド

空調損失を診断し、改善設計し、導入し、検証し、定着させるための進め方そのものです。

02 — SCORE
HEEMスコア

現場の状態を、快適性・効率・応答安定性・損失抑制・機器健全性の5つの視点から評価する共通指標です。

03 — DIAGNOSIS
解析・診断・測定

温湿度、CO₂、電力量、サーモ画像、エンタルピー、COPなどを使って、実際の状態を把握するための実務手段です。

HEEM Score

HEEMスコアで分かること

HEEMでは、診断結果を感覚的に終わらせず、HEEMスコアとして整理します。 HEEMスコアは、空調の状態を血液検査のように見える化する評価体系です。

C
快適性 温熱環境・気流・湿度の快適さ
E
効率 エネルギー投入に対する成果の比率
R
応答安定性 外乱に対する応答のブレの少なさ
L
損失抑制 各ロス分類の抑制度合い
M
機器健全性 設備の状態・劣化度・保守状況

これにより、次のような現場の違いを分かりやすく比較できます:

快適だが無駄が多い現場
省エネだが不快が出ている現場
条件が厳しい割にうまく運用できている現場
劣化や運用不良で性能が出ていない現場
Contextual Evaluation

HEEMは、条件の違いを
織り込んで評価します

同じ電力量でも、外気温が高い日、人の出入りが多い日、換気負荷が大きい日、内部発熱が大きい日では、評価の見方は変わるべきです。 HEEMでは、次のような指数を用いて、外乱条件を整理します。

温度外乱指数 湿度外乱指数 在室外乱指数 内部発熱外乱指数 空間外乱指数 機器劣化指数
これにより、単純な電力量比較ではなく、「その条件の割にどうだったか」という見方ができます。
Diagnosis Flow

HEEM診断の流れ

HEEMは、次の流れで進めます。

1
現状把握
現場ヒアリング、設備状況、困りごと、運用条件を整理します。
2
測定
温湿度、CO₂、電力量、設定温度、運転ログ、ドア開閉、サーモ画像などを取得します。
3
解析・診断
エンタルピー、損失要因、外乱、劣化、気流、干渉などを解析します。
4
スコア化
HEEMスコアとして、現状を共通指標で見える化します。
5
改善設計
何を優先して改善するか、どの方法が有効かを具体化します。
6
効果検証・運用定着
改善後の状態を確認し、再発や運用崩れを防ぎます。
Data & Measurement

HEEMで見る主なデータ

HEEMでは、主に次のようなデータを使って現場を見ます。

🌡️室内温度・湿度
🌤️外気温・外気湿度
💨CO₂
空調電力量
🚪ドア開閉
👥在室人数・代理指標
🎛️設定温度
📋運転ログ
↕️吸込・吹出温度
📷サーモ画像
🔧フィルター・熱交換器の状態
これにより

「何となく効きが悪い」「何となく電気代が高い」を、具体的なロスとして整理していきます。

Loss Structure

HEEMが整理する
損失の構造

HEEMでは、損失を単に「多い・少ない」で見るのではなく、構造として整理します。

制御に起因するロス
空気環境に起因するロス
外乱や干渉に起因するロス
設備劣化に起因するロス
運用に起因するロス
設備構成に起因するロス

簡易ロス診断は、この考え方の入口です。より詳細な診断では、実測と解析を通じて、ロスの重なり方と優先順位まで整理します。


簡易ロス診断は、HEEMの入口です

簡易診断では、いくつかの設問に答えるだけで、現場に潜むロスの傾向を仮判定できます。 HEEMでは、簡易診断の結果をきっかけに、必要に応じて可視化・損失要因の確認・改善設計・効果検証まで整理していきます。

Deliverables

HEEMでお渡しするもの

HEEM診断では、主に次のような成果物をご提供します。

📄
診断結果
レポート
📊
HEEM検査票
(スコア)
🎯
改善優先順位と
改善方針
単に「この機器が良い」という提案ではなく、なぜそれが必要なのか・どの損失に効くのかが分かる形でまとめます。
Who It's For

HEEMは、こんな方に
向いています

電気代が高いが、何が原因か分からない
場所によって効き方が違う
換気や出入口の影響が大きい
設定温度をよく変えている
無人時間帯の運転が気になる
設備が古く、性能が落ちている気がする
商材ありきではなく、ニュートラルに見立ててほしい
改善の優先順位を整理したい